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魅力あるおもしろい絵とはなにが決めるのか?

フリーイラストレーターの星雅です。

ジャンル問わず絵を描いているのならば気になると思いますが、どうすればもっと上手く描けるのか?そうすればもっと面白くて魅力的な絵が描けるのか?というのは永遠のテーマですよね。

例に漏れずぼくも毎日のように考えています。

そこでぼくなりに考えた結論をここで共有したいと思います。

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まず前提として、上手い絵と面白くて魅力のある絵はイコールの関係にはないということです。

上手いというのは単純に技術的な問題で、これはひたすら練習によって習得可能なものです。

ですが上手くて、かつ魅力的な絵となると絵の練習をしているだけだとなかなかたどり着けないと思うのです。

漫画作品なんかだとよく、ものすごく画力はあるのに面白くない作品があったり、逆に絵は雑でちょっと下手だと思うのに魅力的なキャラクターがいたり面白い作品もあります。

漫画の場合その評価のウェイトがストーリーに重きがあるのでそういうこともあるのですが、いわゆる絵画や一枚で完結するイラストにも似たような現象はあります。

非常に複雑な構成と緻密な描き込みがされているイラストが必ずしも見た人の心を捉える訳ではありません。

そういう絵はたしかに優れた技術を見て取れるけれど、それだけだとやはりその他多くの作品に埋もれてしまいます。

逆にものすごく簡素で少ない線で構成されデフォルメされている絵でも、ものすごく魅力のある作品も多いです。

この違いってなんなんでしょうか?

上手いのに、あんまり面白くない絵がある一方、技術的には簡単そうに見えるのにとても魅力ある絵の違い。

その違いはおそらくその作品に込められた“情報量”の違いだと思います。

情報量とはキャラクターの服だとか背景の有無だとか色の多さとかではなく、それらを含む作者の“意図”の多さです。

なぜ、このキャンパスサイズなのか?

なぜ、キャンパスをこの形にしたのか?

なぜ、キャラクターをこういうデザインにしたのか?

なぜ、このキャラの髪型はこうなのか?

なぜ、この服で、この色にしたのか?

なぜ、なぜ、なぜ・・・・・・・

こうした作品を構成する全てに明確な狙いと理由が存在する。

それが“意図”です。

魅力に欠ける作品はたぶんこの意図がないんです。

なんでこの色をメインにしているんですか?と聞くと、なんとなくとかそういう答えが返ってくる作品。

そういう作品は絶対ではありませんが薄っぺらい印象になりがちです。

すべてに理由があり、すべてに意図を込めて絵を描くことで、その作品の情報量はどんどん増えていき魅力をますんではないかと思います。

どれだけそこに“意図”を込めるか?

意識すると作品の魅力アップに繋がるかもしれませんね。

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