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こんにちはみなさん。

今回はちょっとしたクイズを出したいと思います。

まずはこの画像を見てください。

赤と青の線のどちらが長く見えますか?

あるいは太く見えるでもいいです。

わずかではあると思いますが、赤い線の方がちょっと長めに見えるんじゃないでしょうか?

実は両方ともずん分違わず同じ長さと太さなんです。

もしも赤い線が長めに見えたのならば、それは異常でもなんでもなく色の特性と目の仕組みによるマジックによるものなんです。

進出色と後退色
 

こういうものの大きさなどの錯覚を引き起こし距離感などの認識を実際とは違ってみせる仕組みは進出色と後退色によるものです。

進出色とは実際よりも近く見える色です。前に出ているように見えるから進出ですね。

後退色は実際よりも引っ込んで見える色のことです。

赤と青はその進出色と後退色の代表的なもので、もっとも対照的な色なんです。

赤が画面からこちらにやや進んで来ている。つまり近く感じる色で、青色は少し後退している色なので、赤の方が全体的にやや大きく見えて、結果的に赤い線の方が長いとか太いという印象になるのです。

進出色は、一般的に暖色系で明るく彩度の高い色。パステルカラーなんかがその典型です。

後退色は寒色系。暗くくすんだ色がそれに当たります。

目の仕組み

進出色と後退色という色の性質はわかったと思いますが、そもそもそういう風に見えるのは僕らの目の仕組み自体が色をそういう風に認識するからです。

こうした現象が起こるのは目が色を見るときの色収差によるものです。

色収差とは、レンズなどで像を作るときに、材料の分散により発生する像の色ズレなどのことです。

目も光の屈折率を調整して像を作っているので、この現象が発生するんです。

進出色である赤色は屈折率が小さいので、目の網膜よりも奥に結像します。そこで水晶体は網膜上に像を結ぼうとして、水晶体を膨らませて網膜に戻してピントを合わせます。

その調節したぶんだけ水晶体が凸レンズとなるので赤は実際よりも近くに見えたり大きく感じるんです。

青は全くその逆で、屈折率が大きく網膜の手前で結像するので、それを網膜まで拡散させてピントを合わせなければなりません。

その調節を水晶体を薄くすることで行うので、青は後退して実際よりも小さく見えたりするんです。

この進出色と後退色の性質を知ると、洋服などの色も選びやすくなると思います。

細く見せたいなら寒色系、大きく見せたいなら暖色系など。

実際はそこまでシンプルではないかもしれませんが、目安にはなるかと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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